J1清水・鄭大世、勝ち点1に笑顔 「最後まで諦めないことが勝敗を左右する」

 浦和-清水 後半、ゴールを決め、喜ぶ清水・チアゴアウベス(左から2人目)=埼玉スタジアム
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  「明治安田生命J1、浦和3-3清水」(20日、埼玉スタジアム)

 清水FW鄭大世は納得の表情だった。首位浦和を敵地で苦しめた一戦を終えて、「実力差がある中で、最後まで諦めないことが勝敗を左右することが分かった」と勝ち点1に笑顔を浮かべた。

 流れを変えるゴールだった。0-2で迎えた後半19分、左からペナルティーエリアに侵入した鄭大世の、左足の豪快なゴールで1点差。同24分にもこぼれ球を押し込んで同点。同26分にはチアゴアウベスのミドルが決まって7分間で、一時は逆転に成功した。

 「後半、2点目をとられても、諦めない選手がいたから、1点とれば流れが変わると思った」と振り返る。キャプテンマークをつけて、自ら奪った1点が流れを変えた。「アウェーでこれだけいい試合ができた。ホームに帰れば確実に勝てる」。敵地で確かな手応えをつかんだ。

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