内田篤人パパとして復帰目指す「おむつ代稼がないと」 右膝は問題なし
サッカードイツ1部・シャルケのDF内田篤人が23日、成田空港に帰国した。先日、昨年秋に第1子となる長女の誕生を発表したばかりで、「おむつ代、稼がないと」とパパとして、来季の復活を目指す。
長く右膝の負傷に苦しんできたが、今季は昨年12月に欧州リーグ・ザルツブルク戦で15年3月の欧州CL・レアル・マドリード戦以来となる公式戦出場を果たした。今年は4月16日、ダルムシュタットとのリーグ戦でベンチ入りしたものの出場はなかった。
右膝の状態は「全然大丈夫です。痛みもないし、はれも出ないし。試合したくてウズウズしています」。練習試合に90分出場したり、離脱することなくチーム練習に出続けており、「2、3カ月前からできる体ではあったんですけど、チーム状況もあり、声がかからなかった」とチーム内の競争により出場から遠ざかったと振り返った。
その中で、長女の存在は励みになっているといい、「おむつを替えたり、お風呂に入ったりとかやってます」とイクメンパパとして過ごしている。「みんな子供がいるお父さん、お母さんはすごいなと思います。自分の親もそうですけど。子供を生んだお母さんとか、3人育てているお父さんとか、尊敬します」と両親にも感謝していた。
6月には日本代表戦が控えるが、「そのためにはチームでやっぱり試合に出て活躍しないと先はないと思います。自分自身の体と向き合いながらかなと思いますけど」と、一歩一歩、所属クラブでの復帰を目指すとした。