内田篤人、シャルケ退団もよぎった「環境を変えるのも…」 年明け出場なし

帰国し報道陣に囲まれる内田篤人=成田空港(撮影・村中拓久)
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 サッカードイツ1部・シャルケのDF内田篤人が23日、帰国した。右膝の負傷から昨年12月に欧州リーグ・ザルツブルク戦で復帰を果たしたが、それ以後の公式戦出場はなし。10年7月にJ1鹿島から移籍して以来、シャルケに所属し続けている中で、「環境を変えるというのも、どうなのかな」と頭によぎったと心境を語った。

 今季のリーグ戦でははベンチ入りは4月16日のダルムシュタット戦のみで、出場はなかった。「膝に関しては全然、やれます」と問題なしを強調した内田。練習も順調に参加できているといい、「(試合出場も)本当は2カ月前から出来ていたんですけど」と苦笑いしていた。練習で「プッシュが足りなかったというのがある」とアピール不足だったとも反省した。

 7年間所属している古参選手になったこともあり、「シャルケという同じ環境にいて、いつか試合に出られるな」という思いもあったと振り返った。「環境を変えるというのはどうなのかなというのもあるし。移籍の話になってくるので、絶対はないですね。何とも言えないかな」と語り、7月に行われるシャルケの中国遠征に参加するかどうかも、「契約1年残ってますけど、こういう時期ですから。まあまだ分からないです」とした。

 内田はシャルケとの契約を1年を残している。

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