C大阪・山口蛍 代表落ち清武の分も「キヨ君の気持ちも背負って」
日本サッカー協会は25日、親善試合シリア戦(6月7日、味スタ)とW杯アジア最終予選イラク戦(同13日、テヘラン)に臨むサッカー日本代表25人を発表した。
C大阪から唯一の選出となったMF山口蛍(26)は「選ばれたことはうれしい。かなり大事な試合。勝てば(W杯出場に向けて)前に進める」と意気込んだ。昨年10月のホームイラク戦では終了間際に劇的な決勝ゴールを決めているが「あれはたまたま。一番は勝つこと」と、あくまで勝利だけを見据える。
代表の常連だったMF清武弘嗣(27)がまさかの落選。山口は「悔しい気持ちは人一倍あると思う。キヨ君の気持ちも背負って(試合に)向かいたい」と表情を引き締めた。
ボランチにはブルガリア1部ベロエ・スタラザゴラに所属するMF加藤恒平(27)が初選出された。加藤のプレーについて「見たことはない」と話す山口だが、「代表に選ばれる実力があるからこそ選ばれている。同じポジションとして負けないようにやりたい」と、新たな競争に向けて闘志を燃やした。