香川に危機感 清武、森重ら常連組落選に…「勝って行くことが大事」
「日本代表強化合宿」(2日、千葉県内)
サッカー日本代表の合宿6日目が2日、千葉県内で行われ、DF長友佑都(30)=インテル・ミラノ=とMF香川真司(28)=ドルトムント=が合流。招集された海外組が全員そろい、W杯アジア最終予選イラク戦(13日・テヘラン)に向けて調整した。
合流したMF香川が危機感をあらわにした。今合宿ではトップ下の座を争っていた清武をはじめ森重、西川らが代表常連組が落選。「入れ替わりはどの選手にもある。代表は結果を残していいコンディションで戦っているヤツが出る場所だと監督が届けたいメッセージだと思う」と神妙な面持ちで話した。
今季は出場21試合1得点とドルトムント復帰後では最も厳しいシーズンを送った。それでもドイツ杯決勝ではフル出場で優勝に貢献。トゥヘル監督の解任には複雑な表情を浮かべたが、「振り返ればいい経験だった。終わり良ければ全て良し」と前を向いた。
午前午後の2部練習ではフルメニューを消化し、精力的に汗を流した。敵地イラク戦に向けては「勝って行くことが大事」と短い言葉に決意を込めた。