シリア監督、終盤の疲れ「ラマダンの影響も…」

引き分けに終わりシリア代表イレブンと握手をする日本代表イレブン=東京スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「サッカー・国際親善試合、日本1-1シリア」(7日、味の素スタジアム)

 日本は先制を許したが、後半13分に今野泰幸が同点ゴールを決めた。しかし、これ以後、日本は攻勢を強めたものの勝ち越すことはできなかった。シリア終盤、体力的に精彩を欠く場面もあったが、ハキム監督は、イスラム教の断食期間であるラマダンに入っていることなども理由に挙げた。

 終盤、日本に押された理由を会見で聞かれた監督は、今月3日にオマーンとの試合が敵地であったばかりであることを挙げつつ、「ラマダンで断食している影響もあります。選手たちが疲れているのは十分分かっています」と選手を思いやった。

 日本を「強くて有名」と持ち上げ、「最初から最後まで集中していたと思うが、そのおかげで先制点を奪うことができた。前半の方が支配できていたが、後半は一部、ミスでゴールをおさめることができなかった。この試合はよい勉強になった」と収穫と課題を挙げた。13日に日本とは別グループのアジア最終予選・中国戦を行うが、「よい準備になったと思います」と自信を見せた。

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