ハリル日本、13日イラクに引き分け以上でW杯王手 負ければ大混戦
「W杯アジア最終予選、イラク-日本」(13日、テヘラン)
6チーム中、上位2チームが自動的にW杯切符をつかむ最終予選も佳境を迎えている。日本はB組で首位。2位のサウジアラビアと3位のオーストラリアとは、1試合消化試合が少ない状態で勝ち点16で並び、得失点差で順位がついている。以下、イラク戦の結果ごとに考えられる戦況をまとめた。日本はイラクに勝つか引き分ければ、次戦8月31日のオーストラリア戦でW杯出場を決められる状況になる。
【日本がイラクに勝利した場合】※国名の後ろの数字は勝ち点。
(1)日本 19
(2)サウジアラビア 16
(3)オーストラリア 16
この場合、日本は8月31日のオーストラリア戦で勝てば、自力でB組2位以上を確定し、W杯出場を決める。
【日本がイラクと引き分けた場合】
(1)日本 17
(2)サウジアラビア 16
(3)オーストラリア 16
この場合、日本は8月31日のオーストラリア戦で勝てば自力でB組の2位以上を確定し、W杯出場を決める。
【日本がイラクに敗れた場合】勝ち点16で日本、サウジアラビア、オーストラリアが並ぶ。※得失点差次第で順位が変動する。
この場合、日本は8月31日のオーストラリア戦で勝利しても、W杯出場決定は9月5日の最終節に持ち越される。ただ、日本はオーストラリア、サウジアラビアの上位2カ国との直接対決を残しており、大混戦となる。
もしも3位となった場合は、A組の3位とアジアプレーオフを行い、勝者が北中米カリブ海4位との大陸間プレーオフにまわる。
【残りの日程】(左チームがホーム)
▽6月13日 イラク-日本、タイ-UAE
▽8月31日 タイ-イラク、UAE-サウジアラビア、日本-オーストラリア
▽9月5日 イラク-UAE、オーストラリア-タイ、サウジアラビア-日本