日本、ドローでW杯出場に王手 本田「悔しいですけど仕方ない」

 イラクと引き分けた日本イレブン=テヘラン(共同)
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 「W杯アジア最終予選、イラク1-1日本」(13日、テヘラン)

 日本は前半8分にFW大迫勇也(ケルン)のゴールで先制したものの、後半27分にMFマハディに押し込まれて引き分けた。勝ち点1を得たため、次戦8月31日のオーストラリア戦で勝てば自力でロシアW杯本大会出場が決まる。先制点をCKでアシストした本田圭佑(ACミラン)は試合後、「悔しいですね。悔しいですけど、まあ、仕方ないです。しっかり反省したいなと思います」と悔しさをにじませた。

 結果だけを見れば、次戦に勝てばW杯出場を決められるという状況をつくった。「よくやった部分もね。若い選手もいますし、ケガ人も多い中で最低限のことをやったんじゃないかと思う」と振り返った。

 「一方で」として、チームの戦い方の反省点を指摘。「先制点を取れたのでね、もう少しチームとして、うまく戦うことができていれば1-0だけでなく、追加点を狙うこともできていたんじゃないかと。その辺のいわゆる戦術的戦い方にもまだまだ課題は多かったんじゃないかと思います」と話した。

 日本は勝ち点を17に伸ばし、B組の首位をキープ。2位サウジアラビア、3位オーストラリアは勝ち点16でつけている。8月31日のオーストラリア戦に勝てば、日本がW杯出場権が与えられる2位以内を決める。「どの相手とやっても、簡単ではないことは間違いないので。そういう意味ではあと2つ、それぞれ決勝のつもりでプレーしたいなと思います」と意気込んだ。また、中立地のイランまで駆けつけたサポーターに対しては「非常に多くのサポーターがスタジアムまで来てくれたのはアウェー感を感じなかった点では、非常にアドバンテージになったんですけど、期待に添えず残念です」と感謝と無念さを口にした。

 なお、UAEがタイと1-1で引き分けたため、日本の3位以上が確定した。

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