本田圭佑「最低限のことをやった」【ハリルジャパン一問一答】
「W杯アジア最終予選、イラク1-1日本」(13日、テヘラン)
日本は前半8分にFW大迫勇也(ケルン)のゴールで先制しながら、後半27分、イラクのマハディに同点ゴールを許し、引き分けた。最終予選は残り2試合で、勝ち点16の2チーム、2位のサウジアラビア、3位のオーストラリアに勝ち点差1をつけているため、ホームで行われる次戦・8月31日のオーストラリア戦で勝利すれば自力でのロシアW杯出場権獲得が決まる。以下、テレビ中継による試合直後のインタビューでの各選手の一問一答。
▽FW本田圭佑
-勝ち点1となった。
「悔しいですね。悔しいですけど、まあ、仕方ないです。しっかり反省したいなと思います」
-課題は。
「よくやった部分もね。若い選手もいますし、ケガ人も多い中で最低限のことをやったんじゃないかと思う一方で、先制点を取れたのでね、もう少し、チームとして、うまく戦うことができていれば1-0だけでなく、追加点を狙うこともできていたんじゃないかと。その辺のいわゆる戦術的戦い方にもまだまだ課題は多かったんじゃないかと思います」
-厳しいカードが残っている。
「どの相手とやっても、簡単ではないことは間違いないので。そういう意味ではあと2つ、それぞれ決勝のつもりでプレーしたいなと思います」
-イランに多くのサポーターが来場してくれた。
「非常に多くのサポーターがスタジアムまで来てくれたのはアウェー感を感じなかった点では、非常にアドバンテージになったんですけど、期待に添えず残念です」
▽FW大迫勇也
-結果を受けて。
「悔しいですね。はい」
-ゴールを振り返って。
「いいボールが来たので当てれば入るかなと思ったので。はい」
-厳しい環境だった。
「言い訳にはできないので。僕らの課題が出た試合だと思うので。1点とった後にチームの重心が後ろに下がってしまうのが課題だと思うし、2点目を取る意識がなかったので、すごくそこは残念でした」
-残り2試合。
「勝つしかないので。次はホームでできますし、次こそが大一番かなと思います」
▽DF吉田麻也
-結果を振り返って。
「次のオーストラリアに勝つ事だけですね」
-何を考えながら試合に臨んでいたか。
「賢く戦わなきゃいけないと思っていましたし、後半体力の消耗はかなりあると思っていたので、先制点をとって後半に追加点がとれれば一番良かったんですけど…。2点目を僕らが取れなかったのが、一番良くなかったなと思います」
-課題は。
「勝ち切る力をもっともっとつけないといけないですし。1点取った後にペースダウンするんじゃなくて、もう1点さらに取りに行くという勢いをもっと見せなきゃいけなかったんじゃないかと思います」
-守備の部分ではかなり話し合っていた。DF陣をどう見たか。
「無失点で終えられるゲームが少ないので、本当に悔しいです」
-最後の2試合へ。
「自分たちで自分たちの首を絞めてしまったので。オーストラリアにしっかり勝って、サウジのことは置いておいて、オーストラリアの試合に集中しないといけないと思います」