C大阪・清武が後半ロスタイムに起死回生の劇的PK弾決めドロー
「明治安田生命J1、C大阪1-1清水」(17日、長居陸上競技場)
柏は甲府と0-0で引き分け、連勝が8で止まった。勝ち点31で首位を堅持。2位のC大阪は終了間際に追い付いて清水と1-1で引き分け、同29とした。3位のG大阪は神戸を1-0で下し、同28。鹿島は札幌に3-0で快勝した。札幌は5連敗。川崎は広島を退け、大宮は新潟に競り勝った。鳥栖-仙台は引き分けた。残り2試合は18日に行われる。
試合終了直前に同点弾は生まれた。後半49分、C大阪は相手のハンドでPKを得た。「絶対に入るなって思った」。MF清武がゴール左スミに突き刺し、勝ち点1を拾った。
「勝ちたかったですね」と清武。0-1で迎えた後半開始と同時にピッチに立ち、トップ下で攻撃のタクトを振った。「一番したいポジション。流れを変えられる」。何度も好機を演出し、試合を支配した。
尹晶煥監督は「勝負をかけたかったから」と投入理由を説明。「清武が入って流れが変わった。次から先発で出られるコンディションを作ることが大事」と復調を期待した。
敗色濃厚から、ドローに持ち込んだ1戦。清武は「決めるチャンスはあった。こういう試合をモノにしないといけない」。欠かせない司令塔が帰ってきた。