Cロナ去就騒動なんの貫禄1アシスト 最優秀選手に選出も…会見は欠席
「コンフェデ杯・1次リーグ、ポルトガル2-2メキシコ」(18日、カザニ)
A組の欧州王者ポルトガルは北中米カリブ海代表のメキシコとの初戦を2-2で引き分けた。終盤に勝ち越したが、後半ロスタイムに追い付かれた。B組のチリはカメルーンを2-0で下した。
にわかに去就が騒がしくなった大黒柱のC・ロナウドは注目の的。1アシストで貫禄を示したもののチームは勝ち点1に終わり、試合後は不満そうな表情で引き揚げた。
前半34分、サイドチェンジのパスを左で受けるとドリブルで突進した。シュートに持ち込めないと見るやターンで相手を幻惑し、ゴール前でフリーのクアレスマにパス。先制点をお膳立てした。
大会開幕直前にスペイン検察当局から脱税の疑いで訴追された。2021年まで契約を残すが、この問題を発端に所属クラブのレアル・マドリードへの不信が募り退団を決意したとの報道まで飛び出した。試合の最優秀選手に選ばれたものの出席が慣例の記者会見に姿を見せず、取材エリアでも一度も立ち止まらず足早に去った。