丸山桂里奈さん、日本代表になっても「オフサイドのルール理解できなかった」
サッカー女子の元日本代表「なでしこジャパン」のFWで、昨シーズン末に現役を引退した丸山桂里奈さんが20日、日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」(火曜、後7時56分)に出演し、サッカーの「オフサイド」のルールについて「ずっと理解できなかった」などと“アホトーク”を展開した。
丸山が「オフサイドが理解できなくて~」と話し出した途端、MCの明石家さんまは間髪を入れずに「誰が?」と問い、丸山は「あっ、ハイ」さっと手を上げ、誰もがサッカーを始めた頃の話かと思いきや、それが日本代表での試合中だったことを明かした。
丸山によると、その試合で日本が相手ペナルティーエリア近くでフリーキックを得たとき、自分は相手ゴールポストの近くに立っていたという。この話が出た瞬間、さんまをはじめスタジオ内からは一斉に驚きの声が飛んだ。
丸山は続けて、その試合の夜のミーティングで首脳陣が、「とんでもないことをした人がいる」と切り出し、丸山がオフサイドの位置にいた場面をビデオで流したという。
丸山は「確かに1人で(相手ゴール)キーパーの隣で立っていた」と述懐。さんまが「デビュー戦ちゃうやろ?」と振ると、「全然違うんですけど…すっごい怒られて」と話し、当時はオフサイドの位置にいながら、「こっちに(ボールが)来たら(自分がゴールを決めて)絶対入るよ」と思っていたと加えた。
その時の様子について、「私、(相手キーパーに)指さされた気がする。でも、私がスーッと行ったんで気づかれてないな。気配を消して同化しようとしていたんで、なんでここに(ボールが)来なかったんだろうな、とずっと思いながらプレーしていた」と悪びれずに振り返った。
日本代表になってもオフサイド・ルールを理解していなかったという丸山について、出演者たちは逆に感心しきりの表情も見せ、脳科学者の中野信子氏は、「それをカバーして有り余る才能があったんですよ」などと分析していた。