Jリーグ中西常務理事が辞任 複数のセクハラ、パワハラ

 サッカーJリーグは27日、リーグのナンバースリーに当たる中西大介常務理事(51)の退任を発表した。2015~16年に女性職員に対して執拗に食事や映画に誘ったり、不快な言動を繰り返したりするなどセクハラ、パワハラに相当する複数の行為が確認され、この日の理事会で辞任の申し出を受理した。

 被害を受けた職員が相談窓口に訴え、弁護士の調査で事実が発覚した。中西常務は事業統括本部長などを歴任し、マーケティングや実務を担当していた。関連会社などの全役職も辞任する。

 村井満チェアマンは管理責任を取り3カ月、報酬の10%を返上する。

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