川崎、大量5得点で神戸を粉砕 阿部&小林が2発
「明治安田生命J1、川崎5-0神戸」(1日、等々力陸上競技場)
これが等々力劇場だ!川崎が大量5得点で神戸を粉砕した。
まずは前半9分、MF中村憲から縦パスと同時に攻撃陣の“スイッチ”が入る。相手DFラインの裏に飛び出したFW小林は「もちろん自分で決めたい気持ちもあったが、欲を抑えてパスしました。横に出せば100%入る状況だったので」と折り返すと、MF阿部がキッチリと右足で沈めて先制した。
さらに前半20分には、カウンターから中村憲が飛び出すと、先制点と同じように折り返しを待っていた阿部が左足で決めて追加点。試合の主導権を握った。
「自信を持って3点目を取りにいこう」とハーフタイムに選手を鼓舞した鬼木監督の言葉通り、勢いは後半も止まらない。
後半23分、シュートのこぼれ球を拾った阿部が右サイドからクロスを上げると、小林が頭で合わせて3-0。さらに後半36分と終了間際にも加点して大勝した。
試合後、鬼木監督は「前節はG大阪を相手に、追いつかれて引き分けたので、今日は勝ちきろうと話していた。できれば前半から勝負を決めようと話していたので、それを体現してくれた」と充実の表情だった。