C大阪、7戦無敗で暫定首位浮上 FC東京に逆転勝ち
「明治安田生命J1、C大阪3-1FC東京」(2日、キンチョウスタジアム)
C大阪がFC東京に逆転勝ちを収め、7戦負けなしで暫定首位に浮上した。C大阪が首位に立つのは05年11月以来12年ぶり。
前半21分に先制点を許したが、後半12分、MF水沼のクロスをFW杉本が競り勝ち、頭で同点弾を押し込んだ。杉本は5試合ぶりの今季7得点目で得点ランク2位タイに浮上した。
後半18分には再び水沼が好機を演出する。ペナルティーエリア内に走り込んだDF松田にスルーパスを通すと、松田は「一瞬、時間が止まった」と冷静にGKの脇を抜いた。逆転弾に絡んだ右サイドの2人はかつてFC東京に在籍。古巣に痛烈な恩返しを見舞った。後半38分にはMFソウザが強烈なミドルシュートでダメを押した。
尹晶煥監督は「2ステージ制ならもっと喜んだ方々がいたかもしれないが今は1ステージ制。まだ胸に(優勝の)星を付けることができていない」と独特のユーモアを交え、表情を引き締めた。