Ｊ１神戸に完全移籍で加入した元日本代表ＦＷハーフナー・マイク（３０）が４日、チームに合流し、筋力の数値測定やランニングなど軽めのメニューを消化した。５日の練習から本格合流する予定。

　１１年以来の日本復帰となるハーフナーは、新天地に神戸を選んだ理由について「早い段階で声を掛けてくれて熱意も伝わった。３０歳でいい節目かなと。日本に帰って来たいのもあってタイミングが良かった」と明かした。

　神戸はクラブ初の開幕４連勝で一時首位に立ったものの急失速。１日・川崎戦に敗れ、３連敗で１１位に沈む。ハーフナーのＪデビューは最短で２９日・大宮戦（ノエスタ）となり、「神戸の後半戦からの巻き返しに貢献できるように結果を残したい」と力を込めた。

　６日には元ドイツ代表ＦＷポドルスキも来日する。「世界的なサッカー選手と組めることは滅多にない。盗めるところは盗んで、互いにいいコミュニケーションが取れれば」。強力２トップのゴール量産に期待が高まる。