神戸入団のポドルスキ「コンニチハ!」 リサーチも十分「神戸牛食べに行く」と笑顔
J1神戸に完全移籍で加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が6日早朝、関西空港着の航空機で来日した。そのままチャーター機で神戸空港に移動し、正午から神戸ポートピアホテルで入団会見に臨んだ。
W杯優勝経験も持つ世界的ストライカーは、白色のシャツに黒のジャケットで登壇。まずは日本語で「コンニチハ。ポドルスキです。よろしく」とあいさつ。「家族会議をして神戸への移籍を決めました。熱烈なオファーをいただいたし、神戸をインターネットで調べて大変気に入りました」と神戸入りの理由を語った。
サポータに向けて「今までトレーニングしてきたことをすべて出し、今までの経験もチームメートに伝えたい。そしてなるべく多くのゴールを決めたい」と約束。新天地のリサーチも十分な様子で、「今から神戸牛を食べに行きます」と笑顔で会見を締めた。
トルコ1部のガラタサライに所属していたポドルスキの神戸移籍が発表されたのは3月2日。背番号はドイツ代表でも背負った「10」に決定している。今後は、サマーブレイク期間明け初戦となる29日の大宮戦(ノエスタ)での本拠地デビューに向けて調整を進めていく。
ポーランド・グリヴィツェ出身のポドルスキは2003年、ケルンのトップチームに昇格。これまでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、アーセナル(イングランド)、インテル・ミラノ(イタリア)、ガラタサライと世界的クラブで活躍してきた。ドイツ代表では130試合出場49得点。W杯には06年ドイツ大会から3大会連続出場した。