【一問一答】ポドルスキ神戸入団「プレッシャーでは失敗しない」
J1神戸に完全移籍で加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が6日早朝、関西空港着の航空機で来日した。そのままチャーター機で神戸空港に移動し、正午から神戸ポートピアホテルで入団会見に臨んだ。会見には海外メディアも含む50社120人の報道陣が集結した。以下、会見でのポドルスキの一問一答。
◇ ◇
(まずポドルスキから日本語であいさつ)
「こんにちは。ポドルスキです。ヨロシク!」
-Jリーグ参戦、神戸移籍を決めた理由は。
(以下、ドイツ語で)「よく聞かれます。家族会議をして決めました。三木谷会長から熱烈なオファーをいただいたことも大きな理由のひとつ。神戸がどういうところかということもインターネットを通じて知り、気に入ったので、こちらに来ることを決めました」
-神戸空港に到着し、神戸の印象は。
「とてもたくさんの方に迎えていただいて誇りに思う。日本は空港もとてもきれい。何もかもが整っていて、いい気分で到着しました。子どもたちがたくさん来てくれたこともうれしい。これから2年半こちらにいるわけですけど、サッカーだけでなく、日本の文化を学んだり、経験したいとも思っています」
-神戸での生活で楽しみにしているところは。
「世界中いろいろなところに行きました。まだ到着したばかりで分からないのですが、聞いたところでは神戸牛が有名なので、この会見の後、ぜひ食べてみたい」
-Jリーグ参戦のインパクトをどう考える。
「着いたばかりであまりよく分からない。ただ、Jリーグがアジアで一番強いことは知っている。これからチームと一緒に盛り上げていこうと決意しています」
-Jリーグでプレーするにあたり楽しみにしていることは。
「いろいろありますけれど、まずはチームメイトとのトレーニングが楽しみ。初めての試合にも力を入れています。それ以外にも旅、神戸の観光も楽しみにしています」
-これまで日本サッカーはドイツから多くのことを学んできた。今回、久々にドイツの偉大な選手が日本に来る。日本の子どもたちに何を伝えたいか。
「ドイツに行ってください。ドイツに行くのがいいのでは(笑い)。僕は子どもとプレーすることも教えることも大好きです。神戸でもできたらいいと思っています。良いシステムを作りあげることができたら、才能を引き出すことができる。でも最終的には自分自身の問題になってくるので、しっかり練習することが大事です」
-プレッシャーを感じるか。
「プレッシャーには慣れているので、それでは失敗しない。チームメイトがサポートしてくれることを願っています」
-カカウ選手、ノバコビッチ選手、槙野選手など旧知の選手とJリーグについて何か話したことは。
「Jリーグには知っている選手がいます。槙野選手はケルンの選手でしたし、冗談などをよく言うとてもおもしろい人でした。対戦を楽しみにしています。他にも何人か知っていますが、来週からトレーニングに入るので、様子を見ながらです」
-神戸で貢献できることは。見てほしいところは。
「今まで練習してきたことすべて見せられるように頑張りたい。今までの経験してきたことをチームメイトに教えることも大切。ファンの方になるべく多くのゴールをお見せしたい。僕自身、サッカーを楽しむことが大事だと思っていますので、楽しんでプレーしていることを見ていただきたい」
(最後に一言)
「今から神戸牛食べに行きます(笑い)」