ペドロジュニオール2発 何とかドローも鹿島2位後退… 昌子「最低限の結果」
「明治安田生命J1、FC東京2-2鹿島」(8日、味の素スタジアム)
酷暑の中での消耗戦。後半31分のFWペドロジュニオールのゴールで、鹿島は引き分けに持ち込んだ。三日天下で2位に後退。それでも日本代表DF昌子は「ちょっともったいない。でも最低限の結果」と評価した。
2日に柏戦、5日にG大阪戦、この日のFC東京戦。1週間で、大阪移動を挟んでの、中2日アウェー3連戦の強行軍だった。G大阪戦前にMF小笠原が「タイトな試合に勝ち続けることで自分たちの価値を上げよう」と大号令。2勝1分けで乗り切り、大岩監督は「この言葉に集約されている」と目を細めた。
今季8戦全勝だったアウェーで初めて引き分けた。大岩監督就任からの連勝も5で止まった。失ったものの代わりに、得たものもある。昌子は「この連戦で足りないものが分かった」と手応えを口にした。