ポルディ効果だ!神戸4戦ぶりの勝利 12戦ぶり完封で連敗3脱出

 後半、チーム3点目ゴールを決め喜ぶ神戸・ニウトン(左)
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 「明治安田生命J1、神戸3-0仙台」(8日、ノエビアスタジアム神戸)

 “ポルディ効果”だ。元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が加入した神戸は今季初めて3得点を奪い、仙台に快勝。観戦した大物助っ人の前で約1カ月ぶりに白星を挙げ、連敗を3でストップした。C大阪が柏に逆転勝ちし、8戦負けなしで勝ち点を38として首位返り咲き。柏は連敗で4位に転落した。前節首位の鹿島はFC東京と引き分け、同37で2位に後退。川崎が3位に上がった。

 ポドルスキの眼前で神戸が快勝劇を演じた。リーグ戦では今季初の3得点。連敗を3で止め、6月4日以来4試合ぶりに勝利した。

 “ポルディ・フィーバー”が後押しした。試合前には「こんにちは、ルーカス・ポドルスキです。ありがとう、よろしく」と流ちょうな日本語であいさつし、会場の雰囲気を盛り上げた。スタジアムには日の丸の上に自身が展開するアパレルブランド「STRASSENKICKER」の日本語訳である「ストリートキッカー」と片仮名でプリントされた、遊び心満載の白Tシャツで現れた。

 “ポルディ効果”なのか、観戦した大物助っ人に恥ずかしい試合は見せられないと選手は奮起。前半29分にMF三原の今季初ゴールで先制すると、2分後にはFW渡辺が追加点。後半20分のMFニウトンのヘッドで勝負の行方を決定付けた。

 守備では左太もも裏肉離れで離脱していたDF岩波が先発復帰。4連敗ならネルシーニョ監督の進退問題に発展していたこともあり「勝つしかなかった。自分が出ずに負けて、監督が代わることが許せなかった」と3バックの中央で12試合ぶりの無失点に貢献した。

 9位に浮上して夏季中断期間に入る。中断明け初戦の29日大宮戦ではポドルスキのデビューが濃厚となっている。逆襲の後半戦へ、連敗のトンネルを抜けた先には明るい兆しが見えた。

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