酒井高徳、ドイツへ出発 新シーズン前に「目に見えた結果を目指す」
サッカー日本代表DF酒井高徳(26)=ハンブルガーSV=が14日、羽田空港からドイツに向けて出国した。新シーズンを前に「(昨季の)1ゴール2アシストに満足していない。もっと結果にこだわりたい。目に見えた結果を1つでも多く目指したい」と誓った。
昨季は渡独6シーズンズで最多のリーグ戦33試合に出場。シーズン半ばからは主将も任され、本職のサイドバックのほか、ボランチでもプレーした。「チームの性格もわかった。(今季)キャプテンじゃなくても、チームを引っ張っていきたい。ポテンシャルのあるチーム」と先頭に立つ思いだ。
通常は7月上旬に出国するが、今季はこの日まで日本にとどまった。「子どもたちと新潟の海に行って遊んだ。夏らしいことをやっと子どもたちとできた」。家族とともに過ごして充電は完了。戦いの場へ戻る。
正念場を迎えるW杯アジア最終予選は8月31日にホームで豪州戦、9月5日にはアウェーでサウジアラビア戦が控えている。「僕らの代が率先して雰囲気作りをしたい。自覚をもってやることが大事だと思う」と貢献する思いだ。