浦和 優勝厳しい勝ち点12差…クラブ幹部「監督交代ありません」
「明治安田生命J1、C大阪4-2浦和」(22日、ヤンマースタジアム長居)
首位のC大阪が浦和を4-2で下し、4連勝で勝ち点を41に伸ばした。浦和は同29で8位。浦和が8月15日のスルガ銀行チャンピオンシップに出場するため、前倒しで開催された。第22節の残り8試合は13日に行われる。
開始8分で試合は決まった。ペトロビッチ監督はミスから前半6、8分に2失点したことに「立ち上がりにああいう形で失点すれば覆すのは簡単ではない」と嘆いた。
これで12試合連続失点。「学生がするようなイージーなミスが失点になっている。繰り返せば勝利は難しい」。さらに「中心選手の調子が上がらないことも問題」とボヤいた。
5月以降勝った相手は降格圏の新潟と広島だけ。低迷が続くが、クラブ幹部は「きょうの結果を受けて監督交代はありません。引き続き支えていきます」と話した。
首位との勝ち点差は今季最大の12に広がった。逆転優勝へ、DF森脇は「諦めるわけじゃないけど、難しい」と漏らす。トンネルの出口が見えない。