ビデオ判定導入にマラドーナ氏賛成 86年W杯「神の手」ゴール
サッカーの元アルゼンチン代表で伝説的選手のディエゴ・マラドーナ氏(56)が25日、ビデオ判定システムの導入に賛成の立場を表明。国際サッカー連盟(FIFA)を“アシスト”した。FIFA公式サイトで「技術が進み、ほかのスポーツでも使われている。サッカーが後れを取るわけにはいかない」と述べた。
1986年W杯メキシコ大会・準々決勝のイングランド戦で左手を使って決めた自身の「神の手ゴール」にも触れ、「テクノロジーがあれば、あのゴールは認められなかっただろう」と語った。同戦でアルゼンチンは2-1で勝利、その後、優勝も果たした。
FIFAは映像を使って審判の判定を助ける「ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)」の導入を推進している。(原田公樹)