主審が追加タイムを1分勘違い 浦和-大宮、すまなさそうに試合再開
「明治安田生命J1、浦和2-2大宮」(5日、さいたまスタジアム)
試合終盤に主審が追加タイムを1分勘違いするアクシデントがあった。
監督がペトロビッチ前監督から堀新監督に交代したばかりの浦和が1-1で迎えた後半24分、柏木が勝ち越しゴールを決めた。大宮は後半43分にFW瀬川に同点ヘッドを決め2-2に。そのまま追加タイムに突入した。
スタジアムでは追加タイムは4分間と表示されていたが、3分が過ぎたころに主審が両手を上げて長いホイッスルを吹いた。両チームの選手が一度、足を止めたが、自身が勘違いしていたことに気付いた主審が、すぐにボールを拾ってドロップボールで試合を再開。すまなさそうにしながら指を1本立てて「あと1分」残っていたと示した。
その後、浦和が最後の攻撃に出たものの、結局、勝ち越すことはできなかった。