多摩川クラシコは1-1ドロー、FC東京・中島が先制ゴール、川崎・谷口が同点弾

 「明治安田生命J1、川崎1-1FC東京」(5日、等々力陸上競技場)

 30回目の“多摩川クラシコ”は、両者譲らずのドローとなった。立ち上がりから川崎がボールを保持して相手を揺さぶり、FC東京が体を張った守備を見せる展開。だが、前半を0-0で折り返すと、後半4分に左サイドのMF太田の右クロスをFW中島が頭で合わせてFC東京が先制に成功する。その後も、高い集中力を保ったFC東京がリードを守り切るかと思われたが、川崎が後半44分に左CKからDF谷口が頭でボールを押し込んで同点。そのまま1-1の引き分けでタイムアップとなった。

 FC東京としては、3戦連続の引き分けとなり、篠田監督も「勝ちきれないことは反省」と悔しさをにじませたが、後半31分からは右足首を負傷していたエースFW大久保嘉が出場。無得点ながら、切れ味鋭い右足ミドルを含む2本のシュートを放つなど、シーズン後半戦に向けて好材料も見えた。

 一方の川崎にとっては、敗れた前節の磐田戦に引き続き、2戦未勝利。連敗こそは逃れたが、鬼木監督は「我慢強く戦っていこうと話をしていたが、同点に追いついた後もカウンターを食らうシーンもあった。気を引き締めて、チーム全体の意思統一をあらためてはかりたい」と話していた。

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