本田8・31W杯最終予選出場微妙…8月下旬にメキシコ・リーグ戦デビューの見通し
サッカーのメキシコ1部リーグ、パチューカは10日、日本代表FW本田圭佑(31)が右ふくらはぎの肉離れのため、リーグ戦のデビューが8月下旬になるとの見通しを発表した。チームドクターが「来週からチーム練習に合流する。22日か25日から試合に出場する可能性が高い」と見解を示した。
新天地で出遅れていた本田に、ようやく出場の見通しが立った。とはいえ早くても22日で、日本代表のW杯アジア最終予選、オーストラリア戦はその約1週間後(31日)に迫る。勝てばW杯出場が決まる予選の大一番で戦力に数えられるためには、最初から高いプレーの質が求められる。
代表スタッフも密に情報を収集し、パチューカが発表した本田の状態は既に把握していた。ハリルホジッチ監督は招集前の所属クラブでのパフォーマンスとコンディションを重視。前回は故障明けの今野(G大阪)を呼んで思い通りに起用できなかった反省があり、けが人の回復具合は慎重に見極める方針だ。復帰の先に、いきなりの正念場が待ち受ける。