ハリル監督、代表トレーナーをメキシコ&独へ緊急派遣 豪州戦に向け情報収集
サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が17日、都内のJFAハウス内で取材に応じ、W杯アジア最終予選のオーストラリア戦(31日・埼玉)に向け、負傷を抱える海外組の状況をチェックするために代表チームのトレーナーを現地派遣していることを明かした。
負けられない一戦を前に、異例のトレーナー派遣だ。指揮官によれば、代表トレーナーが派遣されているのは、メキシコとドイツ。右ふくらはぎ痛のFW本田(パチューカ)を始め、右足首痛のFW大迫(ケルン)、左肩脱臼からの完全復帰を目指すMF香川(ドルトムント)の状態を把握することだ。
負傷者が相次いでいる現状に「オーストラリア戦は多くの問題を抱えていると泣くのは簡単だが、何ができるのかを考えたい」と語った指揮官。日々、オーストラリア代表の映像をチェックし続け「今では日本代表よりも彼らに詳しいぐらいだ」と分析にも余念がない。情報を集め続け、W杯出場権獲得につなげる。