川崎・中村憲の先制弾で3連勝し首位追走 新加入の家長も2点に絡む
「明治安田生命J1、川崎2-1札幌」(19日、等々力陸上競技場)
川崎が今季2度目となる3連勝で首位追走態勢に入った。先制点は前半13分だ。MF大島の縦パスにMF家長が抜け出すと、シュートのこぼれ球をMF中村憲が押し込んだ。さらに後半30分には左サイドを崩し、中央に走り込んだFW小林が追加点。終盤にミスから1失点を献上も、キッチリと勝ちきった。
ただ、内容に満足感はない。相手の3倍超となる15本のシュートを打ちながらも、得点はわずかに2点。鬼木監督も「勝てたことが一番の収穫だが、自分たちで決めきれずに苦しい状態を作った」と反省を口にした。
それでも、新加入の家長が2点に絡むなどようやくチームにフィット。ACLを含めた過密日程での戦いに、好材料がそろいつつある。