J1神戸 ポドルスキ「悪気はなかった」 取材エリア通らず家族と帰宅

 「明治安田生命J1、神戸0-0横浜M」(20日、ノエビアスタジアム神戸)

 吉田孝行新監督(40)の初陣で4試合ぶりの勝ち点を手にした神戸だったが、試合後の取材エリアで“事件”が起こった。元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が待てど暮らせど取材エリアに現れない。先に現れた村上通訳は「まだ中にいます」と話したが、その後、観戦に訪れていた家族と合流し、誰も気付かないままタクシーで帰宅してしまった。

 Jリーグの規定で義務付けられている取材エリアを通っておらず、広報を通じて「家族が来てくれてうれしかった。悪気はなかった」とコメントした。

 試合でもシュート0本と精彩を欠き、後半36分に途中交代を命じられた。チームメイトに怒りをぶつける場面ばかりが目立ち、4試合連続無得点。ピッチ内外で周囲との意思疎通を欠く結果となってしまった。

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