内田篤人 ドイツ2部のウニオン・ベルリンに移籍決定
サッカー元日本代表DFの内田篤人(29)がドイツ2部のウニオン・ベルリンに移籍することが決まったと、所属するドイツ1部・シャルケと移籍先のウニオン・ベルリンが21日、公式サイトで発表した。契約は18年の6月30日まで。背番号は2となっている。
内田は2010年夏にJ1鹿島からシャルケに移籍した。以降、一時的に先発から外れることはあっても、チームの主力として活躍。チームメートからは「ウッシー」の愛称で親しまれ、プレー面はもちろん、サッカーに向き合う姿勢も高く評価されていた。
だが、14年ブラジルW杯後から右膝の痛みが強くなり、それでもプレーを続けるなか、状態が悪化。15年6月上旬に手術を受けた。15-16年シーズンは公式戦の出場はなし。長い期間のリハビリの末に16年12月、欧州リーグのザルツブルク戦で途中出場し、公式戦復帰を果たした。
しかし、その後は出場機会を得ることはできずシーズン終了。今季もシャルケでレギュラーを獲得すべく一度はチームに合流したが、新チームの構想外であることが分かり、新天地を模索していた。
移籍先のウニオン・ベルリンでも発表された。サイン後の内田のコメントが掲載されており「本当にこの挑戦を、そしてまたサッカーができることを楽しみにしています」などとしている。