ハリル監督が総力戦 W杯予選最多27人招集「リスク冒したくない」

W杯最終予選オーストラリア戦に向け抱負を語るハリルホジッチ監督
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 日本サッカー協会が24日、ロシアW杯アジア最終予選オーストラリア戦(31日、埼玉スタジアム)、サウジアラビア戦(9月5日、ジッダ)に出場する日本代表メンバーを発表した。ハリルホジッチ体制のW杯予選では最多の27人を招集する。ボランチで主将を務めてきた長谷部誠(E・フランクフルト)や、MF香川真司(ドルトムント)、FW本田圭佑(パチューカ)、FW大迫勇也(ケルン)ら、負傷明けでコンディションの見極めが必要な選手が多いためで、総力戦の様相を呈してきた。

 通常、W杯予選にベンチ入りできるのは23人。27人を呼べば少なくとも4人はベンチ外となる。ハリルホジッチ監督は「合宿に初めて27人の選手を呼びます。何人かの選手に心配なことがあるので、リスクを冒したくないのでこうしました。手元で可能性を見るために呼びます」とギリギリまで状態をチェックして、起用選手を決めるとした。

 チームドクター、トレーナーが選手が多くいる欧州や、メキシコのパチューカに移籍した本田圭佑を視察しているとも明かした。その上で「我々がここでつくっている物語は2人、3人のものではなく、グループの物語です。最も状態のいい選手を選びたいと思います」と、宣言した。

 日本代表はアジア最終予選で現在首位。2位のサウジアラビアと3位オーストラリアに勝ち点差1をつけている。上位2チームが本大会出場権を得られるため、日本はオーストラリアとの次戦に勝てば6大会連続6度目となるW杯出場権を得る。

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