韓国はホームでスコアレスドロー 予選敗退の危機残したまま最終戦へ

 「W杯アジア最終予選、韓国0-0イラン」(31日、ソウル)

 9大会連続のW杯出場を目指すサッカー韓国代表はホームでの大一番で、0-0でイランと引き分け、W杯出場は9月5日に行われるアウェーでのウズベキスタンとの最終戦に持ち越しとなった。

 この試合を前にA組2位に付けていた韓国は、すでに本大会出場を決めている同組1位のイランとソウルワールドカップスタジアムで対戦。韓国が勝ち、3位のウズベキスタンがアウェーでの中国戦に敗れた場合、韓国の2位が確定してW杯出場が決まる試合だった。後半7分にイランが退場者を出したが、韓国は数的有利を生かせずスコアレスに終わりホームの大観衆の前で歓喜を味わうことができなかった。

 一方でウズベキスタンは0-1で中国に敗戦。これでA組は最終戦を残して勝ち点21で首位。2位に同14の韓国、3位に同12のシリア、4位に同12のウズベキスタンが続き、2位は3チームに絞られた。韓国は最終戦・ウズベキスタンに勝てば、無条件で本大会出場となるが、敗れた場合は本大会出場の望みが絶たれる4位以下に転落する可能性もある。

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