W杯決定試合出番なしの本田「これが本戦なら引退を考えるかもしれないが」逆襲へギラリ

ミニゲームで武藤嘉紀と競り合う本田圭佑=埼玉県内(撮影・金田祐二)
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 6大会連続のW杯出場決めた豪州戦から一夜明け、サッカー日本代表は1日、さいたま市内で最終予選最終戦となるアウエー・サウジアラビア戦(5日・ジッダ)に向けて調整した。豪州戦で最終予選で初めて出番なしに終わった本田圭佑(31)=パチューカ=は、前日の試合は「今日は俺じゃないでしょ」とだけ話し、多くを語らなかったが、この日は気持ちを整理して、心情を吐露した。

 浅野、井手口といったリオ五輪世代が躍動し、世代交代を印象づけた豪州戦について「1番重要なのは僕や(香川)真司が出なくても勝てたということ、そして僕や真司がそこに危機感を持ったこと」とし「僕らは必要ないんじゃないかという声も当然あると思う。でもそれが逆にいいことやと思う」と、前向き。ハリル監督の采配について「僕に関しては長い間コンスタントにプレーしてない。(起用しなかった)監督の判断はうなずける」と、理解を示した。

 「これが(W杯)本戦だったらサッカーを辞めようかともしかしたら考えるかもしれない」と話しつつ「本戦が目標なので。そういう意味ではベンチに座ってるこの今のプロセスはまさに過程。必要な悔しさなんだと思う。この悔しさがあれば、努力できる。モチベーションになる」と、逆襲に向けて目をギラつかせた。

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