岡田オーナー感激「夢スタ」ド派手船出 ラモス氏、EXILE、水谷千重子もキタ~

 サッカー元日本代表監督の岡田武史氏(61)がオーナーのFC今治が10日、愛媛県今治市に新設した同クラブのホームスタジアム「ありがとうサービス.夢スタジアム」のこけら落としとなるJFL第2ステージ第7節・ヴェルスパ大分戦を行った。イベントには岡田オーナーのほか、元日本代表のラモス瑠偉氏(60)ら豪華ゲストが登場。超満員5241人のサポーターが集まり、新本拠地の“船出”を祝った。

 岡田オーナーの夢が詰まったスタジアムがド派手に“船出”した。こけら落としのヴェルスパ大分戦には超満員の5241人が来場。豪華ゲストも登場して熱狂ムードに包まれた。

 「きょう、このスタジアムから、新しい夢に向かって航海を始めます」。岡田オーナーの力強いあいさつでオープニングイベントが開幕。EXILEのUSAらがダンスなどで盛り上げると、キックオフ前には元日本代表のラモス氏がピッチに登場。上空からドローンで運ばれてきたボールをキャッチし、華麗なリフティングを披露した。

 ハーフタイムには、愛媛県出身の人気お笑い芸人・友近と親交のある水谷千重子が着物姿で登場。「長友くんと平愛梨ちゃんの結婚式で岡田さんに会ってね、『来てくれないか』って言われたの」と来場のいきさつを明かして笑いを誘い、自慢の歌声を披露して観衆を喜ばせた。

 試合は3-1でFC今治が快勝。前半10分に夢スタ第1号となる先制ゴールを決めたMF上村岬は「この試合はクラブの夢への第一歩。自分が最初にゴールを決められてうれしい」と声を弾ませた。

 FC今治の専用スタジアムとして完成した「夢スタ」は、J3の参入要件を満たす約5000人収容。天然芝のピッチと、観客席を隔てる柵がないため観客は臨場感を味わえる。瀬戸内海を見渡せるようにするため、バックスタンドがないのも特徴だ。

 今季リーグも終盤戦に突入し、FC今治はJ3昇格の可能性をわずかながら残している。クラブの歴史に刻まれる大きな1勝。岡田オーナーは、勝利を喜ぶ超満員のサポーターを眺めながら「いい試合ができた。最高の気分。これからも感動やワクワク感があふれるスタジアムにしたい」と感慨深げに話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス