浦和ホームで逆襲だ! 13日ACL準々決勝 槙野「自分たちでアクション起こす」
「ACL・準々決勝第2戦、浦和-川崎」(13日、埼玉スタジアム2002)
ACL準々決勝・浦和-川崎の公式会見、前日練習が12日、埼玉スタジアムなどで行われた。8月23日に行われた等々力での第1戦で3-1で勝利し、アドバンテージを持つ川崎は今季浦和に2連勝中と相性もよく、クラブ史上初の4強進出へ着々。浦和は逆転で8強進出を決めた1回戦・済州戦の再現を狙う。
浦和が“三度目の正直”で4強進出を狙う。今季川崎戦はアウェーで2戦して1-4、1-3とともに大量失点で敗戦。槙野は「2試合とも守備から入ってやられた。次は自分たちでアクションを起こす」とホームでの逆襲を誓った。
自由を奪う。圧倒的なボール保持率が敵の持ち味だが「自由にボールを動かす時間もスペースも与えない。高い位置からプレスをかけて、相手の良さを消すことが大事」と狙いを明かした。
吉兆もあった。練習中の大原サッカー場の上空には虹が二重にかかった。願いがかなうという言い伝えもある「ダブルレインボー」と言われ、淵田社長も「虹が2本で2-0や」と表情を緩めた。
勝ち上がるには2-0か3点差以上の勝利が条件。だが1回戦・済州戦ではアウェーの初戦を0-2で落として、ホームで3-0で逆転している。その試合後の乱闘騒ぎでロッカーへ全力疾走した槙野は「次は試合後は動けなくなるくらい、試合中に動きます」とキッパリ。「済州戦より状況は難しくない」。逆転劇を再現する。