川崎 ACLの大敗から“出直し”大勝 DF車屋が汚名返上のアシスト
「明治安田生命J1、清水0-3川崎」(16日、IAIスタジアム日本平)
2位の川崎は清水に3-0で快勝し勝ち点を52とした。どうしても結果を出したかった。「試合前にもサポーターから何度も名前をコールしてもらって。頑張らないとなと思っていたし、得点につながるプレーができて良かった」。DF車屋が充実の90分間を振り返った。
最大の見せ場は1-0の前半25分。左サイドを駆け上がり、低いクロスでFW小林のゴールをアシスト。守備でも集中を切らさずに完封勝利に貢献した。
13日のアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝の浦和戦では、前半38分で一発退場。敗戦の責任を背負い、試合翌日は「リカバリーだったけど、無理を言ってボールを蹴らせてもらった」。浦和戦から中2日と過密日程だったが、魂を込めたプレーを見せた。
「アシストは最低限。まだまだ結果を出さないといけない」。悲願のリーグ制覇へ。車屋は前を向いて突っ走る。