“大阪第3のクラブ”FC大阪、岡田オーナーのFC今治と2-2ドロー

 同点弾を決め喜ぶFC大阪MF田中(右)
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 「JFL、FC大阪2-2FC今治」(18日、キンチョウスタジアム)

 サッカーJFL第2ステージ第8節が行われ、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪はホームでFC今治と2-2で引き分けた。

 年間通算順位5位のFC大阪と、元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務める6位のFC今治の対決となったこの試合。前半開始早々、FC大阪は相手ゴール前で得たFKをMFジュニーニョが蹴ると、惜しくもクロスバーをたたく。続いてMF高橋が相手のタイミングをずらし、シュートを放つが、FC今治のGKクラッキの好セーブでまたもや得点ならず。逆に16分、後方からのロングフィードをFW桑島が頭で合わせてFC今治が先制する。先制後、試合のペースはFC今治が握り、前半は0-1で終える。

 流れが変わったのは後半開始直後の2分。FC大阪は高橋が相手DFラインの裏へパスを出し、FW田中が抜け出して同点弾を決めた。続く8分にはクリアボールをMF須ノ又が拾い、またもや裏へのパス。今度はFW川西が抜け出して、相手ゴールへ流し込み、後半開始からわずか8分で逆転に成功した。

 しかし、J3昇格に向けて負けられない今治も途中交代で出場したばかりのFW長島が後半14分にゴールを決め、ゲームは再び振り出しに戻る。この後、両チームとも果敢に攻めるが、あと一歩ゴールに届かない。特に試合終了間際、FC大阪の怒とうの攻撃はFC今治が決死のディフェンスで防ぎ、2-2で終了した。台風一過の秋晴れ、1102人が見守る中行われた熱い一戦は、勝点1ずつを分け合った。

 FC大阪は次節、23日にアウェーの弘前市運動公園陸上競技場でラインメール青森と対戦する。

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