日本代表、格下に決定力不足…0-0で前半終了 香川、久保ら決定機逃す
「国際親善試合、日本-ニュージーランド」(6日、豊田スタジアム)
日本代表は多くのシュートを放ち、ボールも圧倒的に支配しながら無得点で前半を終えた。4試合ぶりに代表戦で先発した香川真司(ドルトムント)は高い技術を見せたが、雨で濡れたピッチを気にしてか、大きな決定機を逃した。
ロシアW杯の本戦に出場するメンバーを選ぶ、サバイバルレースとしての側面が強い一戦。FWでは左ウイングに武藤嘉紀が2年ぶりに先発起用された。また、香川が4試合ぶりに代表戦の先発出場を果たした。
前半8分、日本が決定機を迎えた。エリア内、武藤が落として走り込んだ香川がシュートを放ったが右ポストにはじかれてしまった。序盤は武藤が左サイドから斜めの動きで中央に入り、ポスト役を務めるなど、流動的な動きを見せて攻撃をけん引したが、ゴールをこじ開けられなかった。
13分には武藤が落として大迫が1人かわしてからシュートを放つも相手選手がブロック。23分には山口が前線でボールを拾い、香川に落としたがシュートはゴールのはるか上に外れてしまった。33分にもエリア内で相手GKをかわしてからシュートを放つもゴール左に外した。
オセアニア1位のニュージーランドは、強豪が入るであろう南米5位とのプレーオフを意識してか、守備を固めてからのカウンターを徹底した。30分にはエースのウッドがロングパス1本で抜け出し、吉田を振り切りながらシュート。ゴール上に外れたものの、ひやりとさせられるシーンだった。
最新のFIFAランクは日本の40位に対して、ニュージーランドが113位。