ハリル監督、蹴り返しを自画自賛「テクニック見せたかった」
「国際親善試合、日本2-1ニュージーランド」(6日、豊田スタジアム)
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が、前半36分に見せた豪快な「蹴り返し」を自画自賛した。
相手と交錯したFW武藤がピッチに倒れ込んでいたにもかかわらず、プレーを切らなかった主審の判断に怒り心頭。しばらくしてプレーが途切れ、自分の元にボールが転がってくると、ダイレクトでピッチに蹴り返した。勢いのあるグラウンダーの弾道にスタンドも大いに沸いた。
「レフェリーがプレーを止めなかったことに少しフラストレーションがあった」
指揮官は試合後、素直にこう認めつつ、「テクニックを見せたいと思っていました。グラウンダーのいいボールが蹴れるところを見せたいと思い、最後は蹴りました」とジョークを飛ばし、会見場は笑いに包まれた。