槙野智章、久々、代表でのプレーで存在感アピール「W杯最後のチャンス」
「国際親善試合、日本2-1ニュージーランド」(6日、豊田スタジアム)
センターバック(CB)で出場したDF槙野智章(浦和)が存在感をアピールした。額に相手の肘が入り傷を付けながらも体を張ったプレーで最少失点での勝利に貢献。「招集されてもベンチに座っているだけで、悔しい思いがあった」と久々の代表でのプレーに納得の表情を見せた。
日本代表としては昨年10月11日のオーストラリア戦(メルボルン)以来のスタメン出場。当時はサイドバック(SB)で、CBとしては15年11月17日のカンボジア戦(プノンペン)以来の先発出場だった。
「前回はSB、今回はCBで呼ばれた。その中で1つのポジションもしっかりできる強みを発揮することが大事。きょうも今後も出していかないといけない」とアピールを続けることを誓う。
「W杯は夢です。でも夢で終わらせたくない。30歳ですし個人的にも最後のチャンスだと思っている」。23人の枠はもちろん、先発11人入りを最大目標に挑んでいく。