ハリル失望、怒り心頭「最悪の試合」サポーターへ謝罪の意思示す
「国際親善試合、日本3-3ハイチ」(10日、日産スタジアム)
MF倉田秋(28)=G大阪=の2戦連発、FW杉本健勇(24)=C大阪=の代表初ゴールで2点を先制しながら、その後3失点した。MF香川真司(28)=ドルトムント=が終了間際に得点しドローに終わったが、日本代表のハリルホジッチ監督(65)はこの内容に怒り心頭。「私が監督になってから最悪の試合」と吐き捨てた。
「2-0にしてから何が起きたかわからない」と指揮官。「良い入りをして2-0になって、急にストップして、切れて。精神面、メンタル面でのもろさがみえた」と頭を抱え「代表としてチャンスを与えたので、もう少し違うものを見せてほしかった」と選手に対して失望感を口にした。
前日会見では「多くのサポーターに来てほしい」と、観戦を指揮官自ら呼びかけていただけに「私も声を大にしてサポーターに来てくださいと話していたので、謝罪をしたい。雰囲気は良く、いい試合をするためのコンディションはそろっていた。このような試合をすると、説明がつかない。これはバヒドの責任です」とまさかの謝罪。
「やることはたくさんある」と11月の欧州遠征、さらにはW杯本番を見据え、チームの“再建”を誓った。