ハリル監督の怒りに浅野「自分たちも悔しい」武藤「怒って当たり前」
サッカー日本代表のFW乾貴士(エイバル)武藤嘉紀(マインツ)浅野拓磨(シュツットガルト)DF吉田麻也(サウサンプトン)酒井高徳(ハンブルガーSV)GK川島永嗣(メッス)の6人がハイチ戦から一夜明けた11日、所属クラブに合流するため羽田空港発の航空機で離日した。
ニュージーランド戦で途中出場し、ハイチ戦では先発で前半のみ出場した浅野は「アピールできなかった。すごく危機感を感じている」と無得点に終わった2試合を振り返った。ハイチ戦後はハリルホジッチ監督の怒りが爆発したが「選手も同じで勝ちたかったですし、監督に言われる前に自分たちでも悔しい気持ち、腹が立つこともあった。怒られて感じるんじゃなく、自分たちも感じてる部分はあったので、チームに帰って見直すべき」と前を向いた。
ニュージーランド戦に先発し、ハイチ戦では途中出場で裏への飛び出しで攻撃を活性化した武藤は「結果的に得点に繋がらなかったので、裏に抜けて点を取れる形を作っていければ」と話した。ハリルホジッチ監督の怒りについては「どの監督でもあの内容だと怒ると思うし、やはり勝ち切らないといけなかった。怒って当たり前だと思う」と理解を示した。
ブラジル、ベルギーと対戦する11月の欧州遠征に向けては「世界のトップでもある。いかに自分が戦えるか、点を取れれば自分の価値も高まると思うので、今回たまっている分を爆発させたい」とゴールを誓った。