東京五輪に向け、森保ジャパン誕生 初陣は12月のタイ遠征
日本サッカー協会は12日、都内のJFAハウス内で定例理事会を開き、来年1月に発足するU-21(21歳以下)日本代表監督に、J1広島の元監督である森保一氏が就任することを承認した。同代表は、2020年の東京五輪に出場する世代となっている。
日本協会は、9月26日に開かれた技術委員会で、西野朗技術委員長に監督選びを一任することが決定。「早い段階で人事を固めたいか?はい。そう遠くはないと思います」と話していた。その後、欧州滞在中の森保氏に日本協会の担当者が接触して、就任を正式に要請、合意に至っていた。
森保氏は日本人監督では史上最多となる3度のJ1優勝を誇り、現在A代表に定着しているFW浅野拓磨(シュツットガルト)を鍛えるなど、育成手腕も高い。初陣となるのは、12月に行われるタイ遠征(詳細未定)で、その後、来年1月9日に開幕するU-23アジア選手権(中国)に東京五輪世代となる21歳以下の代表チームで臨む。