日本代表監督就任の森保一氏へ 恩師2人から激励の言葉
日本サッカー協会は12日、2020年東京五輪の男子日本代表監督に、J1広島の元監督である森保一氏(49)が就任すると発表した。
森保氏の才能を見いだした恩師2人が五輪代表監督就任を受け、激励の言葉を送った。長崎日大高卒業後、J1広島の前身のマツダで当時強化部長だった今西和男氏(76)の手引きで子会社へ入社。今西氏は「スピードも技術もないが、運動量とひたむきさ、集中力が光った」と無名の選手を採用した理由を明かす。
入社半年でトップチームの欧州遠征に選ばれ、子会社から本社行きを勝ち取った。今西氏は「誰とでも対等に話す姿は監督になっても変わらない。代表は普段プレーする国や戦術が異なる選手が集まる。今の世界のサッカーを勉強してほしい」と助言した。
長崎日大高で指導した下田規貴氏(70)も「主将ではなかったけど、視野が広く、周りを引っ張るリーダーの資質があった。ひょうひょうとしているので東京五輪の重圧も乗り越えてくれるはず」と話した。