広島、暫定16位降格圏もヤン・ヨンソン監督「うまく機能した」と手応え
「明治安田生命J1、鹿島2-0広島」(14日、カシマサッカースタジアム)
一瞬のスキをつかれて、広島は鹿島に屈した。前半30分、激しい接触プレーで一瞬足が止まったところをボールをつながれて、先制点を失った。
この日は4-1-4-1の新システムを採用。うまく機能して何度も好機を演出した。ヤン・ヨンソン監督は「うまく機能した。特に左サイドのアンデルソンシルバと柏の連係がよかった。ワンボランチの稲垣は青山とポジションを替えながら狙ったプレーはできた」と一定の手応えを口にした。
この日の敗戦により、15日に試合を控えている甲府に得失点で抜かれて、降格圏の暫定16位に後退。指揮官は「あすの甲府戦は気にする必要はない。きょうの試合を振り返り、よかったところ、悪かったところを飲み込んで次の試合に向かわなければならない」と前を向いた。