長谷部が3週間ぶり復帰 フル出場でピンチの芽摘む
「ドイツ1部リーグ、ハノーバー1-2Eフランクフルト」(14日、ハノーバー)
MF長谷部誠(33)のアイントラハト・フランクフルトはハノーバーに2-1で競り勝った。右膝痛から3週間ぶりに復帰した長谷部はフル出場した。シャルケ戦に先発したヘルタのFW原口元気(26)は前半終了間際に一発退場処分を受けた。チームは0-2で敗れた。ドルトムントのMF香川真司(28)は2-3で敗れたライプチヒ戦で出番がなかった。
右膝が万全でない長谷部は鋭い読みからのインターセプトや冷静な1対1の対応でピンチの芽を摘んだ。「まだ完璧ではない。膝の機嫌をうかがいながらやらないといけないので。ただ、ピッチに立ったら何の言い訳にもならない」とコバチ監督の起用に応えた。状況に応じてCB、守備的MFと位置を変えながらプレー。「チャンスらしいチャンスを相手につくらせなかった」と勝利の余韻に浸った。