“大阪第3のクラブ”FC大阪が富田林市と包括連携協定 野球の街にサッカーを

 サッカーJFL・FC大阪の吉澤正登会長、岡崎将太GMが富田林市市長公室都市魅力創生課の納翔一郎氏とともに19日、神戸市中央区のデイリースポーツ本社を訪れ、JFL参戦3年目となるシーズン、4試合を残してのラストスパートを誓った。

 大阪から3番目のJリーグ入りを目指すクラブはこのほど「大阪を世界に」のコンセプトが一致した富田林市と包括連携協定を締結。シティーセールスとスポーツ振興に取り組む協定の一環として、インターネットTV「FRESH!」内に「富田林テレビ」を開設。富田林市の魅力を紹介すると同時に、FC大阪の情報コーナーも設ける。初回は25日18時から生放送する。

 吉澤会長は「富田林市といえばPL学園、野球のイメージが強い。今後は『富田林テレビ』、試合への市民招待、スクールの開催などでサッカーを根付かせていきたい」と説明した。将来のJリーグ参戦に向け、現在はチーム力向上はもちろんのこと、自治体との関係強化に力を入れている。納氏は「競技人口の増えているサッカーを通じて富田林を盛り上げていきたい」と話した。

 第1ステージを3位で終えたFC大阪は、4試合を残す第2ステージは5位に付けており、年間総合順位は現在4位。今季J3ライセンスを新たに交付されたヴァンラーレ八戸が5位、FC今治が6位に付けており、昇格条件の4位以内を狙って猛烈に追い上げている。吉澤会長は「4位は絶対に死守したい。残り4連勝して、言い方は悪いが、八戸、今治の目の上のたんこぶとなりたい」と意地を見せる決意だ。次節は22日にヤンマーフィールド長居でヴェルスパ大分と対戦する。

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