鹿島、天皇杯連覇消える 残り数秒で悪夢の同点ゴール PKで神戸に敗れる

 「天皇杯・準々決勝、神戸1(PK5-4)1鹿島」(25日、神戸ユニバー記念競技場)

 勝利まで残り数秒-一転、鹿島の天皇杯連覇は幻となった。

 1-0とリードして、後半ロスタイムに突入。直前に示されたロスタイム表示は4分。だが後半49分、カウンターから悪夢の同点ゴールを許した。延長でも決着は付かず、PK戦の末、敗退となった。

 大岩剛監督は会見で「非常に残念な結果になってしまい悔しい気持ちでいっぱい」と切り出した。「最後の締め方が自分の中で思ったとおりいかなかった。最後のクロスの対応もそうですが、その前のプレー。前線でボールを動かしている時のプレー選択に悔いが残る」と話した。

 同点ゴールの前のプレー。DF昌子源も同様の指摘をした。「時間の使い方。1-0で勝っていて、ロスタイム表示が分かっていて、(ボールを)取られてカウンターになった。シュートで終わってゴールキックでよかった。(前線でキープして)時間を稼いでもよかったかもしれない」と反省点を口にした。

 残されたタイトルは現在首位に立つJリーグのみ。大岩監督は「敗戦はしていますが試合の内容は悲観するものではない。継続すること、しっかりリカバリーして次に進みたい」と仕切り直して臨む。

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