かつてブラジルから得点したC大阪・FW杉本健勇 ネイマールと8年ぶり再戦へ

 日本サッカー協会31日、国際親善試合ブラジル戦(11月10日、フランス・リール)とベルギー戦(同14日、ベルギー・ブリュージュ)に臨む日本代表25人を発表し、FW杉本健勇(24)=C大阪=らが選出された。

 杉本は今月10日の国際親善試合ハイチ戦(日産)で代表初先発初ゴールを決めるなど日本代表に定着しつつある。Jリーグで得点ランキング2位タイの19得点を挙げており、会見ではバヒド・ハリルホジッチ監督(65)から「(興梠と並び)Jリーグで最も良いアタッカー。彼は能力がある。ハイレベルなサッカーを学ぶ段階に来ている」と大きな期待を掛けられた。

 ブラジル、ベルギーという強豪国との対戦に杉本は「個人としてもチームとしても、どれだけやれるか試される」と意気込んだ。

 09年U-17W杯ナイジェリア大会では1次リーグ初戦でブラジルと対戦。フル出場した杉本は後半39分に一時は2-2の同点とするゴールを決めている。試合は2-3で惜敗。当時のブラジルには背番号10を背負ったコウチーニョ(リバプール)と同11番のネイマール(パリ・サンジェルマン)が出場していた。

 ブラジル戦に出場すれば8年ぶりの再戦となる。「あの時はネイマールよりコウチーニョの方がすごかった」と振り返った杉本は、「(強さを)肌で感じるとか言ってられない。相手がどこであろうが勝つだけ。ネイマールだろうが関係ない」と闘志を前面に押し出した。

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