FC東京 16歳・久保建英がトップチーム昇格 17歳・平川も J1デビュー目指す
J1のFC東京は1日、ユース所属の高校1年生のFW久保建英(16)と高2のMF平川怜(17)がトップチームに昇格したと発表した。同日、東京都小平市で会見に臨んだ久保は「非常にうれしく思う。これから自分自身の努力で道を切り開いていきたい」と緊張した面持ちで語った。
今季リーグ戦残り3試合でJ1デビューを目指す。「少しでも早くチャンスをもらえるようにしたい」と成長を誓い、20年東京五輪に向けては「一生に一度の舞台。出場できれば、この上ないうれしさがあると思う」と意欲を見せた。
久保はバルセロナ(スペイン)の下部組織でプレーした経験を持つ逸材。左利きのアタッカーで、今年は年代別の日本代表でU-20、U-17の両W杯に出場した。
シーズン途中での昇格となった理由について、立石敬之ゼネラルマネジャーは「一日も早くレベルの高いところに身を置かないと、という(2人の)危機感が強かった。集中できる環境を与えたかった」と説明した。